出典元:AP通信
ローダイ、カリフォルニア州、8月14日(AP)― 米西海岸カリフォルニア州のワイン生産地セントラルバレーにある町の女性警察官が8月12日、貨物列車が接近している踏み切りで車いすが動かなくなった66歳の男性を危機一髪のところで救い、話題になっている。
ローダイ警察のエリカ・ウレア巡査はこの日、パトルール中に遮断器が下りた踏み切りの真ん中に車いすの男性がいるのを発見した。男性は、車いすの車輪が線路の溝に挟まって動けない状態だったという。
同巡査はパトカーから飛び降りて男性に走り寄り、抱きかかえるようにして線路から退避。次の瞬間、驀進してきた貨物列車が車いすを跳ね飛ばし、数十センチのところを通過した。
男性は足をけがしたが、間一髪のところで一命を取り留めた。
(日本語翻訳・編集 アフロ)