出典元:AP通信
ナパ、カリフォルニア州、8月19日(AP)― 米西海岸カリフォルニア州の各電力会社が、大規模停電の発生を未然に防ぐため、住民と企業、法人に対して節電を呼び掛ける中、各地で続発する山火事の対応に追われるギャビン・ニューサム知事が8月18日、州内全域に非常事態を宣言した。
サンフランシスコ湾の北に位置するカリフォルニアワインの主要生産地ナパ郡や、モントレー郡のサリナス、州都サクラメントの北にあるオロビル・ダム周辺、タホ湖の北ネバダ州との州境コミュニティーでは、既に住民の避難が既に始まっているところもある。
西部諸州では猛暑で電力需要が逼迫(ひっぱく)しており、カリフォルニア州が州外に余剰電力の供給を望むのは難しい状況だという。
(日本語翻訳・編集 アフロ)